32tのトーチカを南京大虐殺記念館に輸送―江蘇省南京市

Record China    2006年10月16日(月) 12時8分

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国民党政府軍が日本軍と戦う際に建てた重さ32tのコンクリート製のトーチカが、掘り出されて南京大虐殺博物館に送られた。

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2006年10月15日、抗日戦争時に国民党政府軍が残したトーチカが、江蘇(こうそ)省南京(なんきん)市にある南京大虐殺記念館に無事送られた。

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トーチカとは鉄筋コンクリートで円形・方形・六角形などに作り、機関銃・火砲などを備えた堅固な防御陣地のこと。

記念館に送られたこのトーチカは南京市東郊の工事現場で発見されたもので、調べたところ国民党政府軍が日本軍に抵抗するために建てたものであり、すでに70年が経過していることが分かった。日本軍侵略への抵抗を象徴する重要な遺物であることから、この重さ32tのトーチカは南京大虐殺記念館に引っ越すことなり、将来展示される予定だ。聞くところによると、南京市周辺には、こうしたトーチカがまだ300基ほど埋まっているという。

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