大陸の現実を見て中台交流の必要性を理解せよ、野党幹部訪中に寄せて―中国ブログ

Record China    2009年5月25日(月) 13時50分

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21日、ある台湾市民のブログは「陳菊市長の北京・上海旅行3泊4日」と題した文章で、大陸の現実を見て中台交流の加速に協力してほしいと皮肉たっぷりに述べている。写真は陳菊・高雄市長。

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2009年5月21日、ある台湾市民のブログ「ロサンゼルスのブログ」は記事「陳菊市長の北京・上海旅行3泊4日」を発表した。陳市長に対し、同ブログは皮肉たっぷりに大陸の現実を見て中台交流の加速に協力して欲しいと述べている。以下は同ブログより。

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まず陳菊・高雄市長が訪問したのは北京市。五輪会場などを視察した。今夏、高雄市では世界的なスポーツ大会・ワールドゲームズが開催されるが、問題となるのは大会後にいかにして会場を維持するか。北京市では命名権を売却したり、ジャッキー・チェンの大型コンサートを開くなどして費用を稼いでいる。民進党地盤の高雄市民がジャッキー・チェンを受け入れるかはともかくとして、北京の智慧に学ぶ必要があるだろう。

続いて上海に行けば、イケメン韓正(ハン・ジョン)市長とのご対面。そして至る所で開発が進み、地下鉄が発達した上海を見ることとなる。その建設速度は極めて速く、高雄市も学ぶ価値がある。また巨大な港湾と石油備蓄設備を見れば、なぜ大陸への開放政策と中台直行便が重要なのかがわかるだろう。

上海の威容、そして大陸の経済力は陳市長の記憶にある2、30年前の姿とは全く異なる。もし大陸との交流を断てば台湾の競争力は停滞するだけだ。陳市長には今回の旅で解放の覚悟を固めてもらいたい。そしてぜひ民進党の主席にも大陸を見てこいと言ってやってほしい。もし憎み合いを続ければ市場と国際的な舞台を失い傷つくのは台湾人なのだから。

陳市長の訪中の結果、多くの大陸観光客をワールドゲームズに呼び寄せお金を落としてもらえることになるだろう。最後に残った問題は民進党の強固な支持基盤で台湾独立派である高雄市民にいかに大陸観光客を歓迎させるかということだけだ。(翻訳・編集/KT)

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