2009年5月、スペインの中国語メディア・欧浪網は、ドイツの格安航空会社「エア・ベルリン」が中国を侮辱しているとの記事を掲載した。23日、中国新聞網が伝えた。

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欧浪網に訴えを寄せたのは華僑の李（リー）さん。先ごろドイツを訪問しスペインに帰国しようとした時に起きた問題を訴えた。離陸時間の40分前、少し早めに空港に到着した李さんだったが、航空会社から言われた言葉は意外なもの。なんと手続きは離陸1時間前に締め切っているという。通常は30分前のはずと食い下がってみたもののとりつく島もなかったという。

航空券を買い直すはめになった李さんにさらにトラブルが。なんと往復でしかチケットは売らないというのだ。不要な復路のチケットも買わされ倍の出費だと李さんは憤っている。

そしてさらに追い打ちをかけたのはエアベルリンの機内誌。なんと毛沢東にイタズラ書きをした写真が掲載されているではないか。他国の元首を侮辱するなんて許されることではない。ドイツ在住の中国人はエアベルリンに厳重に抗議してほしいと李さんは訴えている。（翻訳・編集/KT）