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22日、北京市で3人目となる新型インフルエンザ感染者が確認された。患者はカナダ在住の69歳の中国人男性。今月16日に航空機で妻とともに北京に到着し、21日に発熱したという。写真は22日に退院した北京1人目の新型インフルエンザ感染者。
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2009年5月22日、中国衛生部は北京市において新たに新型インフルエンザ(H1N1型)の感染者1人を確認したと報告した。これで北京市での感染確認は3人目、中国本土では6人目となった。
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感染したのはカナダに2年余り滞在している中国籍の69歳男性。今月16日、妻とともにカナダのトロント発エア・カナダ31便(AC031)で北京首都国際空港に到着し、子供の運転する自家用車で帰宅後は、ほとんど家の中で休んでいたという。
男性は21日午前9時(現地時間)に筋肉痛をともなった37.7度の発熱があったため、病院で診察を受けた。のどから採取した検体を調べたところ、22日に新型インフルエンザウイルスの陽性反応が確認された。男性は現在も病院で隔離治療を受けているが、体温も平熱に戻り、容態は安定している。
北京市衛生局によると、男性との濃厚接触者4人は指定の医療機関にて医学観察を受けているが、これまでのところ何の症状も出ていないという。なお北京市で2例目となった感染者も、同じく16日トロント発のAC031便で北京に到着している。(翻訳・編集/本郷)
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