<中華経済>中国本土への渡航者数は09年も低迷、社会科学院が予測

Record China    2009年5月22日(金) 6時28分

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21日、中国政府のシンクタンクである社会科学院は20日に発表した2009年版の旅行白書で、海外から中国本土への観光客を含む渡航者数が前年に続き、今年も低迷するとの予測を示した。

2009年5月21日、中国政府のシンクタンクである社会科学院は20日に発表した2009年版の旅行白書で、海外から中国本土への観光客を含む渡航者数が前年に続き、今年も低迷するとの予測を示した。

08年、香港・台湾などを含む海外から中国本土への渡航者数は、四川大地震による被害や世界金融危機のあおりを受けた不景気の影響で、前年比1.4%減の累計1.3億人に落ち込んだ。中国への渡航者数がマイナス成長となったのは、新型肺炎SARSが発生した03年以来5年ぶりで、観光業界は危機感を募らせている。08年の日本からの渡航者数は前年比13%減の34.4万人、韓国からは同17%減の396万人だった。国内扱いとなる香港からは同0.5%増の7835万人、台湾からは同5%減の438万人。

白書では「世界金融危機の影響が増大した今、香港やマカオからの入境者数がすぐに大きく伸びることは難しく、国別で最も渡航者数が多い韓国も経済は厳しい状況が続いている」と指摘し、渡航者数の増加に悲観的な見方を示した。(翻訳・編集/ WT)

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