2009年5月20日、中国新聞網によると、第11回中国欧州首脳会議に出席するため、温家宝（ウェン・ジアバオ）首相が本日チェコへ出発する。

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今回の首脳会議では、中国と欧州の関係強化や国際的金融危機、気候変動などへの対応が焦点となると見られている。中国外交部の馬朝旭（マー・チャオシュー）報道官は19日、同首脳会議は中国・EU間の最高政治協議システムだと話し、今回の会議では双方の首脳が中国・EU間に共通する重要な国際問題や地域問題について深い意見交換を行い、双方が一連の協力文書に署名することになると発表。中国側は今回の会議で双方の信頼が高まり、お互いの利益を伴った協力関係が高められると期待していると話したという。

今回の会議は2008年末にフランスで行われることになっていたが、当時EU議長国だったフランスのサルコジ大統領がチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世との面会を決行したため、中国が会議の延期を通告していた。（翻訳・編集/岡田）