豊かな中国は「有益なパートナー」、地域経済にプラス―マレーシア報道

Record China    2009年5月21日(木) 11時5分

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19日、豊かで力強い中国は、東南アジア地域にとって有益なパートナーだとの記事を、マレーシア紙が掲載した。写真は近年とみに華やかさを増し、豊かさを示す中国の旧正月の風景。

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2009年5月19日付の環球時報によると、マレーシアの英字紙・The Sunが18日、「豊かで強い中国は、地域経済にとって有益なパートナーだ」との記事を掲載した。

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マレーシアのナジブ・ラザク首相が今月末に中国を訪問する予定になっているが、ナジブ首相の父親は「マレーシア発展の父」とも呼ばれる第2代首相のアブドゥル・ラザク。アブドゥル氏は1974年に北京を訪れ、当時の毛沢東主席や周恩来首相と会見し、東南アジア地区で初めて共産主義の中国を国として認めるところとなった。

ナジブ首相は今回の訪中で、両国の関係をさらに強めるものと見られているが、東南アジア各国では、依然として中国脅威論が根強く残っているという。中国人民解放軍は装備のハイテク化をすすめ、莫大な軍事予算や水域管轄政策の強化など、各国が中国を脅威と見なし関心を払っているが、「現実はそうではない」と記事は指摘する。

中国が南沙諸島の海軍兵力を増強するのは、アメリカなどの“非友好勢力”を牽制するためであって、東南アジア地域の国々を脅かすためではないとし、豊かで力強い中国は東南アジア地域にとって信頼できるパートナーだと強調。また、中国が依然として国内外に問題を抱えた「脆弱な大国」であることも忘れてはならないと指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

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