2009年4月18日付人民網によると、ミャンマーとバングラデシュを結ぶ道路を中国にまで延長する「3か国道路計画」をミャンマー政府が提案したことを、ミャンマー外務省の高官が明かした。17日、ロイター通信が報じた。

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この高官によれば、今回提案された計画は、ミャンマーを訪れたバングラデシュのディプー・モニ外相をミャンマーのニャン・ウイン外相が接待した際に提案した。このほか航空機の直航便や通信用光ファイバーケーブルの敷設についても話し合われ、その際ウイン外相は「ミャンマーと中国はともに3か国道路計画に高い関心を持っている」と話したという。

ミャンマーとバングラデシュは約320kmの国境線で接しているが、現在まで直通の道路はない。2007年7月に両国を結ぶ道路建設計画の署名が行われ、直通道路が開通すれば両国間の貿易が加速されるものと期待されている。また、中国はバングラデシュへの輸出高が20億ドルと、経済的な関係が深いという。（翻訳・編集/岡田）