中国人を狙い、数千人が暴動=商店を略奪、1人殺害―パプアニューギニア

Record China    2009年5月18日(月) 10時25分

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2009年5月16日、シンガポールの華字紙・聯合早報は、パプアニューギニア第2の都市・ラエで中国人を狙った暴動が発生したことを報じた。暴徒は中国商店を略奪、男性1人が死亡したものと見られる。

2009年5月16日、シンガポールの華字紙・聯合早報は、パプアニューギニア第2の都市・ラエで中国人を狙った暴動が発生したことを報じた。暴徒は中国系商店を略奪、男性1人が死亡したものと見られる。17日、重慶晩報が伝えた。

報道によると、暴動が発生したのは14日。子どもも含む数千人の暴徒が商業地になだれこみ、中国系商店を襲った。現地メディアによると、暴徒は中国商人の開業に一定の制限を加えるようにと要求していたという。現地政府からの正式発表はないが、「中国商店に入り込もうとして男性1人が斬り殺された」「物を盗もうとした男が警官の発砲を受け負傷した」などの被害情報が伝えられている。

また先週にはオーストラリア資本のニッケル鉱山及びその加工工場で現地住民と中国系労働者との衝突も発生、操業がストップする事態となった。こうした緊張状態を受け、中国外交部は中国市民及び企業は安全に留意し、問題があればすぐに大使館に連絡するよう呼びかけている。(翻訳・編集/KT)

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