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世界の高級ブランド品を集めた展示会「上海Top Marques」が開幕し、訪れた人々は世界の一流品を眺めて歩いた。
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2006年10月11日、世界の最高級品を集めた展示会「第2回上海Top Marques」が、上海国際展覧センターで開催された。この展示会は昨年の10月に初めて上海で開催されたが、3日間で予想以上の2億5000万元(約37億5000万円)を売り上げたため、展示メーカーは中国人の購買力に驚かされた。
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今回組織委員会が正式に招待したブランドメーカーは40社、しかしたくさんのメーカーが積極的に申し込んだため、しまいには70社以上に増えてしまった。アメリカのハーレー・ダビッドソンのオートバイ、限定版のSPYKER C8 SPYDERスポーツカー、F1用レースカーの一般向けHulmeスポーツカー、キャデラック・エスカレードなど、世界の一流品が多数展示されている。
中国のマスメディアは、この展示会を「贅侈(しゃし)」という言葉で表した。もはや中国が生み出した社会主義市場経済には、人々は違和感を持たなくなってきているようだ。しかし中国には多数の金持ちがいる一方、貧しい暮らしに甘んじている農村部の人々が何億人もいることを忘れてはならない。この展覧会と、そうした農村の光景とを比較すると、国内の大きな格差を感じざるをえない。
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