<中台>馬総統、「北京の要人とは“さん”付けで呼び合うのもいい」―台湾

Record China    2009年5月17日(日) 7時17分

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15日、台湾の馬英九総統は地元テレビ局のインタビューに応じ、中台関係についての質問に答えた。写真は08年11月、台北で中国の対台湾窓口機関である海峡両岸関係協会の陳雲林会長と会見した馬総統。

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2009年5月16日、中国新聞社が伝えたところによると、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は15日、地元テレビ局・TVBSのインタビューに応じ、中台関係についての質問に答えた。

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馬総統は、「中国本土の要人と会見する際、どのように呼び合うのか」との質問に、「対等な立場であれば、呼称は問題にはならない」との考えを示し、「政治的な肩書で呼ぶのが難しいなら、“さん”付けで呼び合うのもいい」と回答。また、中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が台湾訪問に意欲を示したことについては、「我々としては基本的には歓迎だ。適切な時期に行うかもしれないが、いまではない」と述べている。

中台統一の可能性については、「もし総統再任があるなら、中国本土との平和的な話し合いを放棄することはない」としながらも、「統一せず、独立せず、武力行使せず」という「3不政策」を履行していくことを強調し、「たとえ4年先でも8年先でも、中国本土と統一について話し合うことはない」と言明している。

中台は現在までに9つの協議と1つの共同声明を締結している。馬総統によれば、対等・尊厳の原則が固く守られ、台湾の利益が損なわれることは少しもなかったという。「中台関係が改善され、信頼関係が確立されてから、敏感な問題について再度話し合う方が、比較的うまくいきやすい」との考えを示した。(翻訳・編集/SN)

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