労働者の平均賃金、米国のわずか4%―中国

Record China    2009年5月17日(日) 8時5分

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13日、ノーベル経済学賞受賞者のクルーグマン教授が広州市で講演を行った。それによると、中国の労働者の平均賃金は米国人労働者のわずか4%に過ぎないという。写真は中国の労働者。

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2009年5月14日、信息時報によると、ノーベル経済学賞受賞者で米経済学者のポール・クルーグマン教授が13日、広東省広州市の中山大学で「中国の奇跡と広東のイノベーション」のテーマで講演を行った。

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クルーグマン教授は、世界経済は未だ経済危機から脱却できていないとし、各国とも危機的な状況を乗り越えるためには内需を拡大すべきであり、輸出に頼るべきではないと述べ、経済情勢は今後、衰退の速度は若干緩まるものの、楽観できるものではないと指摘。特定の産業や政策が産業構造のグレードアップをすることはなく、特定の1、2か国が世界経済を救い出すこともあり得ないとの見方を明らかにした。

また、中国人の生活水準は急速に高まっているが、それでも中国は現在も相対的には貧困国だと述べ、中国の労働者の平均賃金はアメリカの労働者の4%に過ぎず、1975年当時の韓国と同水準だと話した。(翻訳・編集/岡田)

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