雨水暮らしの小村、意を決した水場確保の結果は…?―貴州省恵水県

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13日、著しい渇水に苦しみ続ける貴州省のある村の様子がレポートされた。人々は現在も雨水に頼る生活を続けており、最も近い水場は、村から急斜面を5kmも登った場所にある小川だが、水くみには半日かかるという。

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2009年5月13日、先祖代々にわたり著しい渇水に苦しんできた貴州省恵水県のある村の様子がレポートされた。人々は現在も雨水に頼る生活を続けているという。チャイナフォトプレスの報道。

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漢族とミャオ族が仲良く暮らす人口わずか380人の楊茂村は、水道もなく、井戸もない。最も近い水場は、村から急斜面を5kmも登った場所にある小川。往復だけで半日もかかるだけでなく、長い水くみの行列に並び、隣村との激しい飲み水争奪戦を勝ち抜かなければならない。乱闘騒ぎも珍しくないという。

その結果、村民は生活用水も家畜用水も多くを「天からの恵み」―つまり雨水に頼らざるを得ない状態となっている。06年には各世帯が500元ずつ出し合って雨水の貯水槽を建設した。しかし、専門的な土木知識もない村人の手作りだったため、完成した貯水槽は水漏れがして使い物にならず、村民らはがっくりと肩を落としたという。(翻訳・編集/愛玉)



   

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