4大会計事務所の中国部門、収入は100億元、シェア33%握る―中国メディア

Record China    2009年5月13日(水) 13時39分

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12日、中国公認会計士協会によると外資系四大会計事務所(ビッグ4)の中国における08年の収入合計は約1456億円となり、会計業界総収入の33.5%を占めた。政府は中国の会計事務所の巻き返しに期待する。写真はデロイト・トウシュ・トーマツの事務所。

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2009年5月12日、中国公認会計士協会によると外資系四大会計事務所(ビッグ4)と呼ばれる、PwC(プライスウォーターハウス・クーパース)、E&Y(アーンスト&ヤング)、DTT(デロイト・トウシュ・トーマツ)、KPMG(クラインベルト・ピートマーウィック・ゲーデラー)の中国における08年の収入合計は103億8900万元(約1456億円)となり、会計業界総収入の33.5%を占めた。新華網の報道。

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08年時点で中国には7284の会計士事務所があり、前年同期と比べると3.9%増加、公認会計士の数も8万5855人で同11%増となった。08年の会計業収入の総計は310億4000万元となり、12%の増加が見られた。

この中で際立つのが、いわゆる外資系ビッグ4の存在。PwC、E&Y、DTT、KPMGはそれぞれ27億5500万元、27億元、24億9900万元、24億3500万元の収入を中国であげた。また収入のうち監査による収入はそれぞれ26億1000万元、22億6300万元、17億400万元、15億4000万元となった。

中国本土の公認会計士もこれに負けず積極的な姿勢を見せ、08年には11の事務所が合併、31の事務所が収入で億を超えた(1億元=約14億円)。しかしビッグ4に比べるとなお劣勢。財政部はこうした状況に対し、「今後5〜10年のうちに30億元以上の収入を得る、国際的な会計事務所を5〜10社は育てたい」としている。(翻訳・編集/小坂)



   

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