<映画「南京!南京!」>観客が興奮しスクリーン破壊、映画館側は「気持ち分かる」ととがめず―広州市

Record China    2009年5月13日(水) 11時23分

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2009年5月7日、映画「南京!南京!」を見て、興奮した観客がスクリーンにミルクティーを投げつける事件が起きた。裁判所は観客に3000元の支払いを命じたが、なんと映画館はお金を受け取らなかったという。写真は映画「南京!南京!」。

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2009年5月7日、広東省広州市で南京大虐殺を描いた映画「南京!南京!」を見て、興奮した観客がスクリーンにミルクティーを投げつける事件が起きた。裁判所は観客に3000元(約4万2400円)の支払いを命じたが、なんと映画館はお金を受け取らなかったという。

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映画協会関係者によると、被害を受けたスクリーンの費用は1万元(約14万1000円)程度。しかも修復は難しいとのことで、3000元ではまったく割が合わないのが実情だという。しかし映画館は3000元も男性に返還したという。

映画館側は、日本軍の残虐行為を赤裸々に描いた「南京!南京!」は公開以来、中国各地で強烈な反応を呼んでおり、そのため男性の責任は追及しないと発表した。ただし、観客が興奮するのは理解するができるだけ自分の感情をコントロールして観て欲しいとコメントしている。事件を起こした男性は「日本軍が慰安婦100人を集めているシーンで憤り、過激な行為に走ってしまった」と反省している。(翻訳・編集/KT)

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