<新型インフル>「世界の卸市場」でマスク1日500万個販売、日本や欧米へも―浙江省義烏市

Record China    2009年5月12日(火) 18時32分

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11日、新型インフルエンザの流行に各国が警戒を強める中、「世界の卸市場」として名高い浙江省義烏市で医療用の使い捨てマスクが飛ぶように売れている。1日の販売量は500万個を上回るという。写真は11日、中国本土初の感染が確認された四川省成都市。

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2009年5月11日、新華社通信によると、新型インフルエンザの流行に各国が警戒を強める中、「世界の卸市場」として名高い浙江省義烏市で医療用の使い捨てマスクが飛ぶように売れている。1日の販売量は500万個を上回るという。

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義烏市場でマスクを扱う業者はすでに100を超え、どの店の前にも在庫や価格を訊ねる人が絶えず並んでいるほど。医療用品を扱うある業者は「マスクに関する問い合わせの電話がひっきりなしにかかってくる」とし、欧米からの顧客を中心に、日本や韓国からの買い付けも増えていると話す。また、別の業者は「安価で品質の高い不織布のマスクが人気だ」と話し、すでに在庫は完売し、翌月の予約もいっぱいだという。

中国各地のマスク生産企業では、急速に高まる需要に対応するため、生産量を大幅に増やしているが、湖北省仙桃市のある工場の責任者は「従業員80人で、1日に生産できる量は15万枚。品質を維持するためにも、これ以上の増産は難しい」と話している。(翻訳・編集/岡田)

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