尖閣諸島返還運動団体、中国政府の妨害で活動できず―香港紙

Record China    2009年5月12日(火) 9時59分

拡大

2009年5月11日、香港紙・明報は、尖閣諸島返還を訴える政治団体関係者が大陸、香港、台湾政府の妨害にあっていると報じた。香港の団体が船で尖閣諸島に向かおうとしたところ、政府の妨害で出港できなかったという。写真は尖閣諸島ポストカード。

2009年5月11日、香港紙・明報は、尖閣諸島返還を訴える政治団体関係者が大陸、香港、台湾政府の妨害にあっていると報じた。米ラジオ局・ボイスオブアメリカが伝えた。

中国民間保釣連合会は今月下旬に尖閣諸島(中国名は釣魚島)に関するフォーラム開催を予定していた。しかし共催者である中国政法大学が香港の運動関係者招聘を拒否、主催者から降りてしまったという。香港の関係者は同大学の拒否は中国政府による運動弾圧だと指摘、運動にかかわる梁国雄(リャン・グォオシオン)香港立法議会議員はフォーラム開催も難しいとの見方を示した。

また先週、香港の尖閣諸島返還運動関係者がアピールのため漁船で尖閣諸島に向かおうとしたところ、香港海事警察に阻止された。その後、台湾からの出港を企図したところ、台湾政府にやめるよう勧告されたという。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携