<四川大地震>1周年を前に立ち入りを許可、遺族らが慰霊―四川省北川チャン族自治県

Record China    2009年5月11日(月) 16時23分

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10日、昨年発生した四川大地震で壊滅的な被害を受けた北川チャン族自治県の曲山鎮。12日の1周年を前に3日間だけ立ち入ることが許された。現地では思い思いに亡くなった家族を供養する遺族たちの姿が見られた。

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2009年5月10日、昨年発生した四川大地震で壊滅的な被害を受けた北川チャン族自治県の曲山鎮。12日の1周年を前に3日間だけ立ち入ることが許された。現地では思い思いに亡くなった家族を供養する遺族たちの姿が見られた。英BBC放送の中国語版が伝えた。

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曲山鎮は震災後、建物崩壊などの危険があるとして立ち入りが禁じられていた。だが、12日の1周年を前に10日午後から13日午後までの3日間、立ち入りが許可された。しかし、外部からの立ち入りには全て専用車両が用意され、許可のない車両は立ち入ることが出来ない。

震災では数多くの児童・生徒が校舎の下敷きとなり、犠牲になった。四川省政府は7日、震災後初めてその数を5335人と発表したが、遺族の間では今も「手抜き工事」に対する怒りは収まらない。行政側の責任を問う声に対し、同政府は「建物の質が原因で倒壊した例はなかった」と発表した。

中国政府の発表によれば、四川大地震の死者・行方不明者は計8万7000人。震災で失業し、いまだ再就職が出来ない人の数は20万人に上るという。(翻訳・編集/NN)

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