<世界卓球>若手が台頭する日本卓球界、中国覇権の終焉も遠くない?―中国メディア

Record China    2009年5月5日(火) 9時53分

拡大

3日、石川佳純、松平健太など卓球世界選手権横浜大会での日本の若手選手の台頭に、中国は危機感を覚え始めていると伝えられた。写真は女子シングルス2回戦での福原愛選手。

(1 / 8 枚)

2009年5月3日、卓球・世界選手権横浜大会での日本の若手選手の台頭に、中国は危機感を覚え始めていると中国新聞社が伝えた。

その他の写真

男子ダブルスでは水谷隼(明大)・岸川聖也(スヴェンソン)組が銅メダル、男子シングルスでは日本に帰化した中国出身の吉田海偉(フリー)が24年ぶりにベスト8に入った。女子では16歳の石川佳純(ミキハウスJSC)が福原愛(ANA)以来6年ぶりとなるベスト8入賞、銅メダル決定戦では北京五輪金メダリストで世界ランク1位の張怡寧チャン・イーニン)から1ゲームを奪う健闘を見せた。大会開始以来、現時点でチャンから1ゲーム奪ったのは石川だけだ。18歳の松平健太(青森山田高)はベスト8こそ逃したが、北京五輪金メダリストの馬琳(マ・リン)を最後まで追い詰めた。

記事によると、昨年の広州大会終了後、男子日本代表の宮崎義仁監督が「2年後に韓国を追い越し、4年後のロンドン五輪では卓球王国の地位をかけて中国と争う」と豪語したと報じられたが、それも現実味を帯びてきた。日本は水谷、松平、そして14歳の丹羽孝希、女子では石川など才能豊かな選手が育っており、実力はすでに韓国より上だ、と同記事は分析している。

「松平健太、松平賢二、上田仁など若手が、世界との差がそこまでは無いことが分かったと異口同音にコメントしたが、卓球で『世界』というのは中国のことだ。日中対抗新時代の幕開けは近いかもしれない」と同記事は結んだ。(翻訳・編集/津野尾)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携