<新型インフル>中国の隔離措置、外相が「差別的」と非難=中国渡航の中止を勧告―メキシコ

Record China    2009年5月3日(日) 18時21分

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3日、メキシコのエスピノサ外相は2日、香港で新型インフルエンザの感染が確認されたメキシコ人に対し、中国政府が差別的措置をとったとして非難した。写真は感染発覚後の香港国際空港。

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2009年5月3日、中国の「環球時報」電子版は米国メディアの報道として、メキシコのエスピノサ外相が「メキシコ人渡航者に対する中国政府の新型インフルエンザ対策措置は差別的なものであった」として、これを非難したと報じた。こうした措置が改まるまで中国に渡航しないよう勧告したと伝えた。

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香港政府は1日、上海経由で香港を訪れたメキシコ人男性が新型インフルエンザ(インフルエンザA型H1N1)に感染していることが確認されたと発表。男性が宿泊したホテルを封鎖し、従業員100人と宿泊客200人以上がただちに隔離され7日間の観察措置がとられている。

エスピノサ外相は2日に開かれた記者会見で「中国政府はメキシコで新型インフルエンザが発生して以来、メキシコ人に対して差別的な態度をとり続けている」と非難した。しかし、実際には中国政府は必要かつ合理的な措置を迅速に行っただけであり、メキシコ政府に対しては新型インフルエンザの感染拡大を抑えるための人道的援助物資を、今月1日に世界に先駆けて贈り届け、同国のカルデロン大統領は中国政府に対し感謝の言葉を述べたと伝えられている。(翻訳・編集/本郷

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