日本の携帯は世界の二流!中国市場での成功は難しい―地元評論家

Record China    2009年5月3日(日) 13時7分

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4月30日、中国のIT評論家・陸建国氏は自身のブログで中国のG3携帯電話市場で日本企業が成功する可能性は低いと指摘した。写真は4月30日、北京市で記者会見を行う麻生首相。

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2009年4月30日、麻生太郎首相は2日間の訪中日程を終え帰国した。訪中の目的に一つに中国で導入が進む第3世代(G3)携帯電話市場での売り込みがあったと伝えられているが、中国のIT評論家・陸建国(リュー・ジエングゥオ)氏は自身のブログで日本企業が成功する可能性は低いと指摘した。

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陸氏は2つの面から日本製携帯の問題点を指摘する。第一に日本の製造業は世界的なシェアを握っているとはいえ、そのブランド及び品質は世界の二流であることだという。自動車にせよ時計にせよ、最高級ブランドは欧米企業が担っている。リコーやニコンを有するカメラなどの例外があるとはいえ、製造業全体のブランド力は二流だという。結果、ノキアやモトローラと言った欧米ブランド、サムソンなどの同レベルブランド、コピー携帯などの低価格ブランドとの競争は厳しいものになると指摘する。

第二の理由として挙げているのが日本製携帯の市場戦略の弱さ。デザイン面では欧米の美麗さやおしゃれさはなく、また韓国製のように韓流タレントを使ったブランド力もないと指摘する。

また中国では容易に反日感情が爆発するリスクがあることも問題だという。もし日本企業が中国での成功を目指すならば、電話会社と提携して市場の独占を狙うことが唯一の道ではないかと述べている。(翻訳・編集/KT)

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