中国は強国か、中国人の間でも意見分かれる―地元メディア

Record China    2009年5月1日(金) 17時16分

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4月29日、中国の傅瑩駐英大使はオックスフォード大学で講演を行い、米国に次ぐ世界第2の超大国となった中国の今後の展望について語った。写真は広東省深セン市に掲げられた改革開放政策のスローガン。

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2009年4月30日、中国新聞社によると、「中国は強国か?」「国際舞台で中国はどんな役割を果たすのか?」といった世界の関心の的になっているテーマについて、中国の傅瑩(フー・イン)駐英大使は29日、オックスフォード大学で講演を行った。

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オックスフォード大学にある世界有数の学生ディベート学会、オックスフォード・ユニオン主催の講演会で、傳駐英大使は「13億の聡明で勤勉な中国人民からなる中国は強大な国家を目指しているが、覇権国家には決してならない」と宣言。「中国は確かに世界の政治舞台の片隅から中央に躍り出たが、強大国家であるかどうかは中国人の間でも色々な見解がある」と答えた。

中国の目標については「繁栄した民主的な法治国家になり、世界平和に貢献すること」と述べた傳大使は、「中国人が求める繁栄とは、『すべての民が家に住み、すべての子供が教育を受け、病人は治療、老人は介護を受けられること』を意味する」と説明。「中国は他の国に自分たちの要求を押しつけず、他国の内政には干渉しない」と話し、「中国は国家間の対話と協調を支持し応援する役割を担う」と語った。(翻訳・編集/本郷)

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