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30日、栃木県那須塩原市の牧場のため池で男性の遺体が見つかった事件で、栃木県警はDNA鑑定の結果、遺体の男性を中国人・戴根泉さんと断定した。また、事情を知っていると見られる友人の中国人男性・付佳男容疑者を出入国管理法違反の疑いで逮捕した。資料写真。
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2009年4月30日、栃木県那須塩原市の牧場のため池で18日に男性の遺体が見つかった事件で、栃木県警はDNA鑑定の結果、遺体の男性は千葉県でマッサージ業を営んでいた中国人・戴根泉(ダイ・ゲンチュエン)さんと断定した。また、何らかの事情を知っていると見られる友人の中国人男性・付佳男(フー・ジアナン)容疑者を出入国管理法違反の疑いで逮捕した。日本の華字紙・日本新華僑報が伝えた。
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栃木県警によると、戴さんは02年に研修生として来日し、妻子とともに新潟県で生活していた。その後妻子と別居し、千葉県でマッサージ店を開業。戴さんの妻は「2〜3か月前から連絡が取れなくなったが警察には届けていなかった」と話す。今回、身元判明のきっかけとなったのは、戴さんの知人による「友達と連絡がとれなくなった」との情報提供によるものだったという。
一方、広島の友人宅にいたところを出入国管理法違反の疑いで逮捕された付容疑者は、02年に研修生として来日。在留期限が切れた04年以降も日本で不法に残留を続けていたとされている。付容疑者は06年8月以降、このほど戴さんの遺体が発見された牧場で働いていたが、08年11月ころ突然姿をくらました。その後、戴さんのマッサージ店でアルバイトをしていたとの情報もあるという。警察では戴さんの事件に関する何らかの事情を知っていると見て捜査を進めるとともに、栃木県内で発見された付容疑者が使っていた赤色の乗用車についても事件との関連性を調べている。(翻訳・編集/HA)
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