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28日、北京五輪開催期間中の北京市で、観光中の米国人夫婦を殺傷して自殺した容疑者について浙江省陳情部門の幹部は、男は直訴のために北京を訪れたものではないと断言した。写真は08年10月、事件発生後に開放された鼓楼。
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2009年4月28日、浙江省信訪(陳情)局の陶君毅(タオ・ジュンイー)局長は、ニュースサイト「浙江在線」にゲストとして招かれ、「信訪の秩序とルート拡大」についてネットユーザーからの質問に直接回答した。
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彼らとの交流のなかで、あるユーザーが「昨年の北京五輪開催中に、浙江省杭州市出身の唐永明(タン・ヨンミン)が北京の鼓楼で米国人夫婦を殺傷するという凶行に及んだが、彼は中央政府に直訴するために北京へ行ったのか?」と質問した。
昨年8月9日、杭州市西湖区に住む47歳の唐永明は、北京の鼓楼で米国男子バレーボールチームのヒュー・マッカーチョン監督の義父、トッド・バックマンさんとその妻のバーバラさん、通訳の中国人女性を持っていた刃物で次々と襲い、トッドさんは死亡、残りの2人は重傷を負った。唐容疑者は犯行直後に飛び降り自殺している。
陶局長は「鼓楼殺人事件は北京五輪期間中に発生し、米国人観光客が死亡するという最悪の結果を招き、事件が世の中に与えた影響は極めて大きかった」と話し、「当時私は北京にいたため、事件発生の1時間後には当局に呼び出され、唐容疑者の陳情状況についての調査をただちに開始した」と説明。その結果、唐容疑者はどの政府機関にも陳情していなかったことが判明したという。(翻訳・編集/本郷)
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