故金日成主席の97回生誕記念日、北朝鮮はどう祝ったか?―中国ブログ

Record China    2009年4月17日(金) 18時52分

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16日、北朝鮮の故金日成主席の97回目の誕生日を祝う「太陽節」が15日に行われた。国を挙げての祝賀行事を中国人がブログ上でレポートした。写真は北朝鮮。

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2009年4月16日、「秦全耀(チン・チュエンヤオ)」を名乗るブロガーが故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日を祝う北朝鮮の様子をポータルサイト「捜狐」のブログ上でレポートした。

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4月15日は故金日成主席の生誕記念日「太陽節」である。今年97回目を迎える太陽節を祝うため、北朝鮮では各職場で「金日成同志は永遠に我々と共に」という思想の下、さまざまな行事が開催された。各職場の職員は1か月前から同主席をたたえる詩の朗読や歌舞、楽器演奏などの練習に取り組み、すべての学校は金日成社会主義同盟と少年団委員会の指示の下、学年ごとに演目を決めて早くから練習を開始。太陽節の3日前に全校リハーサルを行い、優秀な学年だけが当日披露することができるという念の入れようだ。

今回中国からは上海雑技団と上海交響楽団で構成された「中国芸術団」のメンバー総勢120人が参加。北朝鮮では愛情を題材にした演目は厳禁であるため、「金日成は民族の太陽」とたたえる内容のパフォーマンスしか許されなかった。

この日、北朝鮮政府は全国の12歳未満の小学生児童に金正日主席の誕生日と同様、お菓子1kg入りのプレゼントが配られた。これを受け取る式典が各地で開かれ、名前を呼ばれた子供たちは正面の壁に飾られた金日成・金正日親子の肖像画に向かって敬礼し「金日成元首おじいさま、ありがとう!金正日元首お父様ありがとう!」と叫ぶのだった。

ある北朝鮮の人は「80年代は各職場でご馳走を準備して太陽節を祝ったものだが、今ではただ2日間の休みが与えられるだけ」と話している。(翻訳・編集/本郷)

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