<中華経済>1−3月=GDP成長率6.1%、前四半期より鈍化―中国

Record China    2009年4月17日(金) 6時40分

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16日、中国国家統計局は中国の09年第1四半期(1−3月)のGDP(国内総生産)が前年同期比6.1%増の6兆5745億元となったと発表した。写真は上海の建設現場。

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2009年4月16日、中国国家統計局は中国の09年第1四半期(1−3月)のGDP(国内総生産)が前年同期比6.1%増の6兆5745億元となったと発表した。成長率は前年同期に比べ4.5ポイント縮小。前四半期(08年10−12月期)の6.8%も下回った。

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同時に発表した1−3月のCPI(消費者物価指数)は前年同期比マイナス0.6%。うち3月はマイナス1.2%で、下落率は6年ぶりにマイナスに転じた2月のマイナス1.6%より縮小した。1−3月のPPI(生産者物価指数)はマイナス4.6%だった。

この期の工業生産は前年同期比5.1%増加し、伸び率は前年同期を11.3ポイント下回った。うち1−2月が同3.8%増、3月が同8.3%増と3月の回復が顕著だった。

都市部の固定資産投資額は同28.6%増の2兆3562億元と、伸び率は同2.7ポイント拡大し、3月単月では前年同月比30.3%増加した。1−3月の伸びを地域別にみると、東部がプラス19.8%にとどまったのに対し、中部と西部はそれぞれプラス34.3%、46.1%に達した。

この期の社会消費品小売総額(小売売上高)は前年同期比15.0%増の2兆9398億元。物価変動要因を除いた実質増加率は15.9%と、前年同期を3.6ポイント上回る伸びだった。

同局は、「世界的な金融危機に対応するための内需拡大策を貫徹することによって、国内経済に積極的な変化がみられた」と総評した上で、全体的には予想より良好な結果だったとの認識を示した。(翻訳・編集/HI)

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