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13日、「イースターホリデー」を迎えた香港では、金融危機の影響で海外旅行から近場への旅行に切り替えた観光客が中国国内の観光地に殺到し、各地で香港からの観光客が3〜7割増になっているという。写真は山東省青島市で桜を鑑賞する観光客ら。
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2009年4月13日、香港紙「文匯報」によると、11日から4連休の「イースターホリデー」を迎えた香港では、金融危機の影響で海外旅行から近場への旅行に切り替えた観光客が中国国内の観光地に殺到し、各地で香港からの観光客が3〜7割増となっているという。
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イースターホリデー初日の11日、香港から深セン経由で中国本土へ入った観光客は、史上最高の76万人を記録し、続く12日も50万人を超えた。関係者は「金融危機の影響で海外旅行を取りやめて近場への旅行に切り替えたことが原因だろう」と見ている。
業界関係者は「中国本土で5月のゴールデンウィークが短縮されるなど休暇制度が変更された状況では、中国各地からの観光客は減少傾向になり、香港やマカオの観光客が深セン、広州など珠江デルタ地区での中心となる」と分析している。
深センの有名なテーマパーク・歓楽谷の責任者は「11、12日は入場者がいずれも1万人を超え大盛況だった。そのうち約4割を香港からの観光客が占めた」と語る。一方、野生動物園や宝墨園などがある広州市郊外の観光地でも香港からの客が3〜4割増えているという。
また、温泉やゴルフ場、ホテルなども4〜7割は香港からの客が占めており、こうした状況に旅行関係者は「香港からの観光客が増えることによって業績が伸びるだけでなく、彼らはサービスの質を特に重要視するため、珠江デルタ地区の観光業界のレベルアップにもつながる」とコメントしている。(翻訳・編集/HA)
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