<在日中国人のブログ>どうなってる?!日本の歯医者

Record China    2009年4月14日(火) 12時45分

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完璧な衛生状況の中、1人のお医者さんが複数の歯科衛生士さんたちに指示して、非常に丁寧な説明を受けながら治療をする。日本の歯医者は正直、けっこう楽しい。でも、問題が1つある……

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今年の1月に中国で取材中、何を食べてだったか覚えていないが、上の奥歯が痛くなった。仕事を終えて、ホテル近くの歯医者で診察をした。そして、虫歯だと判明した。「すぐに治療しますか?」と聞かれたので「痛いですか?」とお医者さんに聞いた。「麻酔もしますのでそんなに痛くないですよ」「どのくらい時間がかかりますか?」「1時間もあれば大丈夫では…」お医者さんはヘッドミラーで真剣に私の口の中を確認し、そう結論を出した。「結構広がっているからね、早めに治さないと飲食に影響出てきますよ。」そう言われた。

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正直に言えば、病気になったとき、やはり自分のよく知っている環境で治療を受けたいものだ。中国は私の母国とはいえ、その時の取材先は自分の故郷ではなかったし、不安は隠せない。結局、歯のクリーニングだけしてもらってホテルに帰った。

日本に戻って、その月の下旬から近所の歯医者に通うことにした。

日本で受けた治療は描写しなくても、皆さん熟知の通り。完璧な衛生状況の中、1人のお医者さんが複数の歯科衛生士さんたちに指示して、複数の患者さんの治療を同時に行っている。治療の過程は非常に丁寧で、歯の写真を見ながら説明を受け、正直、何もなければここでの治療はけっこう楽しい。しかし、問題がひとつある。1本の歯が完治するまで、7回も通院しなければいけないとお医者さんに言われたのだ。私は週末しか通院の時間を作れない。つまり、1本の歯を治療するまで7週間、2か月必要となる。それは大変だ!

私の仕事はマスメディア関係。多いときには月に3回も日本と中国を行ったりきたりしている。金融危機の最中だし、仕事は特に頑張らないといけない。私は仕方なく、ゆっくりと過ごせる週末の朝を犠牲にして、午前中の早い時間に診察の予約を入れていくことにした。

そして昨日、やっと1本の歯が完治した。しかし診察の最後に、お医者さんは次のように言った。「実は、虫歯になる手前の状態の歯が4本あります。早めに治療することをお勧めしますよ」。手鏡を渡されて1つ1つ確認しながら、「どうしますか?今のうちに治しますか?」と聞かれた。そう言われると、鏡の中に映されている私のかわいそうな歯は、痛そうにしているように見える。「ぜ、ぜひ、治療してください」「わかりました」お医者さんは満足そうな声で「お帰りの際に予約しておいてください」と言った。

1本の虫歯完治には2か月の時間が必要。4本だと8か月。うまくいけば今年のクリスマスか、次のお正月あたりで終わるだろう……まあ、仮に何かの原因で遅れた場合でも、来年の旧正月には完治するだろう。まったく虫歯のないきれいな歯で、母が作ってくれた中華のおせちが食べられるかな、と期待が高まった。(33歳男性/在日10年/マスコミ関係)

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