大学生に学外居住の禁止を通告=どう反応する、いまどきの大学生―山東省

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2009年4月4日、山東省大学工作委員会及び山東省教育庁は合同で、大学生が校外に部屋を借りることを禁ずる通告を出した。写真は吉林省長春市の大学付近にある旅館。ラブホテルとして大学生が頻繁に利用しているという。

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2009年4月4日、山東省大学工作委員会及び山東省教育庁は合同で、大学生が校外に部屋を借りることを禁ずる通告を出した。大学生からは不満の声があがっているが、多くの大学は通知を根拠に調査、管理を徹底する構えを示している。5日、済南時報が伝えた。

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中国の大学といえば全寮制が基本。しかも一部屋に4人以上住むことが多い。しかし生活水準の向上とともに寮を嫌い、校外に部屋を借りる学生も増えている。その理由は、大学院受験などの試験勉強のため、寮の門限が早くバイトなどに不便、そして恋人と暮らすためというものまでさまざまだ。同紙記者が山東省済南市内の大学を取材したところ、一部の大学には壁を埋め尽くす勢いで賃貸マンションの広告が出ており、需要の高さを感じたという。

一方、大学側は校外に部屋を借りることは生活の乱れにつながるとして厳しく禁止する構えを見せている。もちろん完全な取り締まりは困難と見られるが、多くの大学は厳しく調査、管理することを表明している。大学側は従来の観念に基づいて大学生の生活までも厳しく管理しようとしているが、経済水準の向上により新たなライフスタイルを手にしたいまどきの大学生を取り締まることは難しそうだ。(翻訳・編集/KT)



   

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