大統領が中国との係争地を訪問=必要な軍備の調達を約束―インド

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2009年4月1日、インドのプラティバ・パティル大統領は中国との領土係争地であるアルナーチャル・プラデーシュ州を訪問した。写真はチベット高原の国境付近を守る中国兵。

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2009年4月1日、インドのプラティバ・パティル大統領は中国との領土係争地であるアルナーチャル・プラデーシュ州を訪問した。4日、新華社が伝えた。

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インド北東部に位置するアルナーチャル・プラデーシュ州は中印両国が領有権を主張しており、現在はインドが実効支配している。1962年には同地で大規模な衝突も発生している。同州に4日間滞在したパティル大統領は辺境哨戒基地を訪問、「近代軍隊に必要な最先端の兵器を不足させることはない」と約束した。また今年3月にもインドのムカジー外相が同地を訪問、同州はインドの欠かすことの出来ない領土であると宣言している。

領土問題をめぐる中印の立場の違いは際だっているが、4日に記者会見した中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は、「インドの領土問題に関して中国の立場は一貫した明確なもの」とコメントしつつも、「中印はともに健全な関係発展を求めて努力している」とインド大統領の訪問を冷静に受け止めた。(翻訳・編集/KT)



   

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