2009年4月5日、新京報によると、インターネット上で「あなたの1元で、内需を拡大します」などとして、マイカー購入のために資金提供を呼びかけていた中国人男性が4日、受け入れ口座に集まった金額の合計を公表した。

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この突飛なプロジェクトを思い付いたのは、王昊（ワン・ハオ）さん。「新スタイルの資金集め」などと称され、中国国内で話題になっていた。受付期間は2月3日から4月4日まで。王さんが4日、北京市内にある中国工商銀行で受け入れ口座を確認したところ、同期間中に約1万8000元（約26万円）が集まったことが分かった。6000人を超えるネットユーザーがプロジェクトに参加。「こんなに多くの方々にご協力頂けたことに、何よりも感激しています」と嬉しさを表している。

受け取る金額は、10元（約145円）を上限とした。王さんによれば、資金提供はすべて口座振り込みとし、現金では一切受け取らなかったという。その理由については、「定期的に情報を公開するなど、全過程の透明性を図るため」としている。今月末に集めた資金と自己資金を合わせて、10万元（約145万円）前後の国産車を購入する予定だ。「候補を何台か挙げて、ネット上で人気投票を行います。最終的に得票数で1台を選ぶつもりです」と王さんは話している。（翻訳・編集/SN）