<金融サミット>各国の利害が対立=米国が最大の敗北者に―ブログ

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3日、ブログ「カナダにありて 連鵬のブログ」は記事「G20金融サミット、オバマは最大の敗北者に」を掲載した。写真は北京芸術センターに飾られた金融サミット参加者の肖像。

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2009年4月3日、ブログ「カナダにありて 連鵬のブログ」は記事「G20金融サミット、オバマは最大の敗北者に」を掲載した。各国の利害が対立し激烈な駆け引きが展開される中、オバマ米大統領は「GDP比2%の景気対策」という数値目標を断念することを余儀なくされた。

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今月2日、ロンドンで開催されていたG20金融サミットが閉幕した。米国は今年と来年にかけて、GDP比で2%の景気対策を各国が実施するよう提言したが、独仏を中心に反対が相次ぎ、最終的には数値目標は盛り込まれなかった。

ブログ「カナダにありて」は各国の国民はそれぞれエゴイストとしての一面を持っており、財政問題を抱える中、少しでもコストをかけずに景気回復することを願っていると指摘した。すなわち自国の財政出動をなるべく減らしたいと願いつつも、他国が巨額の財政赤字と引き替えに実施する景気対策は歓迎するという寸法になる。こうして主張が退けられたオバマ米大統領は、G20金融サミットにおける最大の敗北者になったと評価している。(翻訳・編集/KT)



   

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