離陸遅延に怒った乗客、搭乗ゲートを破壊―広東省広州市

Record China    2009年4月5日(日) 10時6分

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3日、広州白雲国際空港で航空機の出発遅延に怒った乗客約20人が搭乗ゲートを破壊し、空港内の派出所に連行される騒動に発展した。写真は同空港。

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2009年4月4日、新快報によると、広東省広州市の白雲国際空港で3日、航空機の出発遅延に怒った乗客が搭乗ゲートを破壊する騒ぎを起こした。

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問題の遅延便は同日午前10時50分に出発予定の東方航空MU2474便(湖北省武漢行き)。出発30分前の搭乗開始時刻に突然「航空機の故障により出発を遅らせる」とのアナウンスが流れた。同便には祖先の墓参りをする「清明節」の帰省客が多く、「墓参りに間に合わない」と同航空会社カウンターには苦情が殺到。再出発の時刻を問い合わせると「1時間先か2時間先か…、明日になる可能性も…」といった答えが返ってきたという。これに腹を立てた乗客20数人が午前11時20分、航空券をチェックして通過する搭乗ゲートの金属バーを破壊して、連結通路を強行突破しようとした。

駆けつけた空港公安局の警官らがこれを阻止。破壊行為に関わった乗客全員を空港内派出所へ連行し、全員に東方航空に対する謝罪文を書かせた上で、総額2600元(約3万8000円)の修理費用を支払うことで双方が合意した。同便はその後の調べで単純な故障であることが判明。このため午前11時49分には搭乗を開始し、午後0時30分に離陸できるはずであったが、この騒動で実際の搭乗開始時間が午後1時30分にずれ込んだという。(翻訳・編集/本郷)

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