ニセ卵大王が自首=殻付きニセ卵づくりでは第一人者―山東省

Record China    2009年4月5日(日) 2時3分

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2009年3月31日、山東省在住の任永興が自首した。その罪状は「ニセ卵の製造」。任はニセ卵の殻作りに初めて成功したニセ卵作りの第一人者だという。写真は07年8月、河南省の業者が明かしたニセ卵の製造過程。

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2009年3月31日、山東省[シ荷]沢市●城県(●は軍に都の右)在住の任永興(レン・ヨンシン)が自首した。その罪状は「ニセ卵の製造」。「ニセ卵大王」の異名をとる任はニセ卵の殻作りに初めて成功したニセ卵作りの第一人者だという。4月2日、香港紙・文匯報が伝えた。

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斉魯晩報が以前に報道した内容によると、任は10年前に深セン市で働いていた時にニセ卵の製造技術を学んだという。ただしその技術はピータンなど皮がむいてある卵のもの。そこから独自の研究を重ね、ついに殻付きニセ卵の製造に成功した。この「新発明」を中国各地からやって来た人々に伝えたという。

ニセ卵の製造コストはわずか4、5分(0.7円)程度。本物の半値で作れるとあって、これを買い求めた養鶏場は本物と混ぜた上で出荷していた。実際のところ、消費者以外の製造、物流、販売の各業者はこうした事情をよく理解していたという。

警察に自首した任だが、昨年8月にニセ卵の作り方を記したDVDを購入したが、黄身が本物らしくならず、製造には成功しなかったと供述している。しかし以前、取材した記者には実際に卵を作って見せており、供述と矛盾している。(翻訳・編集/KT)

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