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1日、四川省南充市で31日午後から1日未明にかけて、市民数千人による抗議集会が開かれていると伝えられた。集会は現在もまだ解散していない。集会の発端は、街の秩序を守る都市管理職員による横暴な行為だという。写真は北京市で露天商を取り締まる都市管理人員。
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2009年4月1日、四川省南充市の市街地などで31日午後から1日未明にかけて、市民数千人が集結する抗議集会が開かれていると伝えられた。現地当局によると、鉄道駅周辺と主要道路の2か所で行われている集会は現在もまだ解散しておらず、市中心部の交通が遮断されている。集会の発端は、街の秩序を守る都市管理職員・通称「城管」による横暴な行為だという。新聞晨報の報道。
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多くの市民の嫌われ者「城管」とは、城市管理行政執法局の職員で、都市の景観や秩序を保つための保安要員。時に権力をかさに、市民に対し暴力などの横暴な行為を働くため、しばしば問題になっている。
南充市当局の説明によると31日午後、ある市民の通報により4人の「城管」が市内へ出動した。目的は繁華街に多数出店している無許可露天商を取り締まるためだった。その際、ある露天商と「身体的接触」が発生し、女性露天商1人と城管1人が負傷。傍観する市民で交通に支障をきたし、ここで市公安局が出動する事態となった。
夕方、負傷した女性露天商の要求により当局は女性を医院へ連れていくが、この女性は診察を受けると見せかけて逃走を図った。これを追う城管と警官が路上で女性を取り押さえようとしたが、その際、周囲で事態を見守っていた学生数人が出てきて女性を逃がそうとした。結果、学生1人が負傷。これを「城管の横暴」とする市民らによる集会が勃発するに至った。当局は「学生を負傷させたのは警官で、城管ではない」と説明しているが、市民らは日頃から城管に対する不満を募らせているのか、「やったのは城管だ」との情報が流布している。(翻訳・編集/愛玉)
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