2009年3月27日、江西、福建両省の高速道路で多数の死傷者を出す交通事故が2件相次いだ。同日付で新華社が伝えた。

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江西省では27日午後3時ごろ（現地時間＝以下同）、瀘昆高速道路（宜春市豊城）で交通事故が発生。少なくとも20人が死亡し、11人が負傷した。負傷者は地元の病院に搬送され、治療を受けている。

江西省と隣接する福建省でも同日、浦南高速道路（南平市）を走行していた大型バスが谷側斜面に転落する事故が発生した。車体は損壊が激しく、同日午後4時半までに17人の死亡と8人の負傷が確認されている。事故を起こしたのは、崙峰交通輸送有限公司（福建省）の観光バス。江西省上饒市万年県から福建省泉州市石獅県へ向かう途中だった。

事故発生の一報を受け、南平市当局は現場に直行。消防隊、交通警察隊、医療隊などからなる緊急対策班を編成し、救助活動に当たった。（翻訳・編集/SN）