アジアナンバーワン企業のペトロチャイナが大幅減益=石油精製事業の赤字響く―中国

Record China    2009年3月27日(金) 11時51分

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2009年3月25日、中国石油天然気股フェン有限公司(ペトロチャイナ)は2008年の決算を発表した。純利益は1144億元、前年に比べ300億元の減少となった。写真はペトロチャイナのガソリンスタンド。

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2009年3月25日、中国石油天然気股フェン有限公司(ペトロチャイナ)は2008年の決算を発表した。かつては純利益でアジアナンバーワンの座についた同社だが、純利益は1144億元(約1兆6500億円)と前年に比べ300億元(約4340億円)の減少となった。26日、新華社が伝えた。

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業務ごとの内訳を見ると、原油、天然ガスの国際価格上昇、販売量増加の影響により、新規開発及び生産事業は2402億元(約3兆4700億円)と史上最高の経営利益をあげたものの、石油精製、販売業務で830億元(約1兆2000億円)という巨額の赤字を計上。国内販売の赤字を補う国家補償は157億元(約2270億円)しか支払われておらず、在庫の評価損、設備投資、特別収益金(通称「暴利税」)406億元(約5870億円)の支払いも業績悪化につながった。

ペトロチャイナの周吉平(ジョウ・ジーピン)副総裁は、世界的な金融危機、国家財政と政策価格の関係から企業利益に影響が生じているが、「生産と経営全体の健全な発展は変わらない」とコメントしている。(翻訳・編集/KT)

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