ハーバード大のアジア系学生、広まるアジア人差別に抗議集会―米国

Record China    2009年3月21日(土) 17時40分

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20日、ハーバード大学で18日、アジア系学生100人余りが差別反対を訴える集会を開いていたことが分かった。写真は同大。

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2009年3月20日、米華字紙「ワールド・ジャーナル」によると、ハーバード大学で18日、アジア系学生100人余りが集会を開き、差別反対を訴えた。中国新聞社が伝えた。

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米国ではバージニア工科大学で1月に発生した中国人留学生による殺人事件などをきっかけに、アジア系学生への非難や反感意識が拡大している。一連のアジア人差別事件を受けて、ハーバード大学の学生は学内紙で集会を呼びかけ、100人余りが集会に参加した。異なる肌の色、性別、バックボーン、年齢、環境を持つ学生が集まり、「多彩な色、ひとつのハーバード」というスローガンを掲げ、偏見や差別をなくすよう訴えた。

中国系学生の黄さんと韓国系学生の李さんは、宿舎の壁や校内ホームページ上にアジア系学生蔑視の語句や文章が並び、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」状態になってしまっているが、恨みと偏見を甘受することは出来ないと声を上げ、和やかで包容力のある共同認識を得たいと述べた。(翻訳・編集/中原)

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