冗談通じないし…!女子大生が政府非難のブログで退学処分か―北京市

Record China    2009年3月17日(火) 20時7分

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16日、北京外国語大学でドイツ語を専攻していたある女子大生が、中国の外国語教育を批判するブログを書いたことが原因で、強制退学処分にされたと伝えられた。写真は同大学。

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2009年3月16日、網易BBSによると、ある女子大生が中国の外国語教育を批判するブログを書いたことが原因で、大学を強制退学処分にされたという。事の顛末が、「お母さん、大学を強制退学させられた」とのタイトルで自身のブログに記されている。

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この女子大生は北京外国語大学でドイツ語を専攻していた4年生で、「香奈爾」(シャネル)というハンドルネールを使い外国語教育を話題としたブログを書いていた。3月4日、「中国では外国語教育は小学校はおろか、幼稚園や胎教にまで及んでおり、外国語ができなければ中学にも進学できず、将来に何の希望も持てない」と、中国の行き過ぎた外国語教育を糾弾。さらに「趙本山(ジャオ・ベンシャン=中国の人気コメディアン)を政府教育部の部長にすれば良い」とまで綴った。

むろん冗談交じりで書いたブログのつもりだったが、これがネットで大きな反響を呼び、各サイトに転載、多数のメディアでも伝えられ、彼女を取り巻く環境は一変した。13日には、大学から呼び出されブログの件を叱責された上、「政府を非難する内容で問題となっているブログの書き込みを即刻削除しなさい」と言われた。さらに「(実習の手続きの不備で)2週間続けて授業を無断欠席しており除籍処分にする」と言われたが、「自分の過ちを認め二度とブログを書かなければ、除籍処分については考え直しても良い」とも告げられたという。(翻訳・編集/岡田)

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