2009年3月16日、「画仙紙に毛筆で書かれた世界最大の『寿』の字」がギネスに登録されたと報じられた。「ギネス」といっても、このほど認定を与えた機関は「上海大世界ギネス」という中国独自のギネス認定機関。英国に本部を置くギネス・ワールド・レコーズと直接的な関係はないというが……。チャイナフォトプレスの報道。

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このほど「ギネス」記録を樹立したのは、著名書道家の呂頌憲(リュー・ソンシュエン)氏。上海市を代表する観光地・豫園の前でその技を披露した。幅2．7m、長さ10mの画仙紙に、力強くかつ流麗な「寿」の一文字を描き、大勢の観客がそれを見守った。

会場では総勢100人の学生らが、有名な老子の言葉「道の道とすべきは、常の道に非（あら）ず。名の名とすべきは、常の名に非ず(「道」というのは単純に語ることのできない奥深いものである、との意)」を朗々と唱え、厳粛な雰囲気に包まれていたという。上海大世界ギネスの審査員も現場に立ち会い、無事に「世界一」の認定が下りた。(翻訳・編集/愛玉)