2009年3月15日、武漢晩報によると、湖北省武漢市に住む彭さん（女性）は14日、武漢市婦女聯合会の心理相談室を訪れ、娘とその恋人についての悩みを打ち明けた。

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彭さんの娘は19歳の大学2年生。一家は経済的に恵まれた生活を送っており、彭さん自身は開放的思想の持ち主で、これまで娘とは何でも話し合う仲だったという。今年初め、休暇で大学の寮から戻った娘が「彼氏ができた」と告げた時も、特に反対はしなかった。

娘の恋人、陳さんは同じ大学の2年生。河南省の貧しい山村出身で経済的に困難な生活を送っている。今年3月7日、娘の誕生日にそんな彼が高級レストランに娘を招待。そこで食事をした後、彼女に高価なプレゼントまで贈ったという。その費用はすべて陳さんが自分の血を売って得た金だと知った娘は大感激。だが娘からそれを聞いた彭さんは売血までして見栄を張る彼に恐怖を感じた。陳さんとの交際を即刻やめるよう娘に言い聞かせたが、娘はこれを断固拒否。母娘の仲は最悪になってしまったという。

相談室の心理カウンセラーは彭さんに対し、娘への過度の干渉を控えるよう助言するとともに、陳さんのように愛情表現を金銭で示すようなやり方についても指導の必要性があると述べている。（翻訳・編集/本郷）