<中国製品>染毛剤5品から発がん性物質を検出―広東省

Record China    2009年3月15日(日) 21時46分

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14日、広東省消費者委員会が実施した抜き打ちの品質検査によって、同省のメーカーが製造した染毛剤5品から、使用が禁止されている発がん性物質が検出されたことが分かった。資料写真。

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2009年3月14日、広東省消費者委員会が実施した抜き打ちの品質検査によって、同省のメーカーが製造した染毛剤(ヘアカラー)5品から、使用が禁止されている発がん性物質・m−フェニレンジアミンが検出されたことが分かった。新華網が報じた。

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広東省消費者委員会の覆面調査員が同省各地で商品を購入。中国全土のメーカーを対象に抜き打ちで品質検査を実施したところ、広東省で製造された露華濃消費品公司の「露華濃麗然染発剤」、広州市漢邦化粧品有限公司の「生態1号瑩翠営養蛋白染発霜」など5品が不合格となった。

検出されたm−フェニレンジアミンは工業用染料の一種。がんを誘発するなど身体に有害な影響を及ぼす物質として国際的に認知されている。品質検査の専門家は、「毒性の高い化学物質でそのガスや粉末を吸引すると、気管支喘息や呼吸器疾患を引き起こす恐れがある。また、皮膚から吸収されることもあり、血液・腎臓・肝臓の機能障害を招く可能性もある」と指摘している。(翻訳・編集/SN)

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