チベット族居住区への“立ち入り制限報道”を否定=四川省幹部―中国

Record China    2009年3月12日(木) 11時24分

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11日、四川省委宣伝部の侯雄飛副部長は、同省のチベット族居住区が外国人の立ち入りを制限していると報じられた件について、「チベット族居住区は非常に安全だ。外国の友人たちの訪問を歓迎する」と否定した。写真は甘粛省のチベット族居住区、甘南チベット自治州。

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2009年3月11日、中国四川省委宣伝部の侯雄飛(ホウ・シオンフェイ)副部長は、同省のチベット族居住区が外国人の立ち入りを制限していると報じられた件について、「チベット族居住区は非常に安全だ。外国の友人たちの訪問を歓迎する」と否定した。中国新聞社が伝えた。

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開会中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に出席中の四川省代表団はこの日、国内外のメディア約100社を前に記者会見を行った。侯副部長は海外メディアから、同省のチベット族居住区である甘孜チベット族自治州やアバ・チベット族チャン族自治州への外国メディア立ち入り禁止について質問されると、「取材の対象者が同意し、条件が許せば、取材をして構わない」と回答。有名な観光地、九寨溝への外国人旅行者立ち入りについては、「制限しているという話は聞いたことがない。外国の友人たちの訪問を歓迎する」と述べた。

また、アバ・チベット族チャン族自治州の呉澤剛(ウー・ザーガン)州長も「立ち入り制限はしていない。四川大地震の影響で一部の橋が壊れたままになっているため、現地の人を含めた通行制限をしている場所はある」と語った。(翻訳・編集/NN)

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