今日の収集が明日の骨董!50年前の連番紙幣が4300万円に―重慶市

Record China    2009年3月12日(木) 23時23分

拡大

8日、重慶市で1955年発行の連番紙幣10枚が一般公開された。現在、その価値は約4300万円にまで高騰している。

(1 / 8 枚)

2009年3月8日、重慶市で1955年発行の紙幣10枚が一般公開された。当時、発行数が少なかった10元札の連番紙幣ということで注目を集めている。チャイナフォトプレスの報道。

その他の写真

1955年に登場した人民元紙幣第2版は、従来の1万元を1元とする平価切り下げに伴って一新したもの。重慶市収蔵協会によると、当時の10元はかなり高額だったため、その発行量が少なかった。そのため、10枚もの連番紙幣はこの1セットのみが残されている。2005年当時は50万元(約720万円)の値が付けられていたが、現在は300万元(約4300万円)にまで高騰している。

この珍しい紙幣を公開した夢虎収蔵公司によると、同社では他にも最高で36連番紙幣を所有しているが、このような連番紙幣が出現する原因について、次のように明かした。紙幣を発行する人民銀行は印刷時、刷り上がった一部紙幣を裁断せずに残すケースがあるのだという。それを示すかのように、同社は「裁断前」の人民元紙幣まるごと1枚も所蔵しており、その価値は現在、10万元(140万円)とも推定される。当初は誰もが重視していなかった紙幣のコレクションが金の成る木になった。夢虎収蔵公司会長の格言は「今日の収集が明日の骨董に」だそうだ。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携