長江初の川底トンネル掘削を開始―湖北省武漢市

Record China    2006年10月1日(日) 1時18分

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橋の交通緩和のため「武漢長江トンネル」の建設が進められており、このたび掘削が開始された。

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2006年9月29日の午後、湖北(こほく)省武漢(ぶかん)市で、長江の下を通る初めてのトンネルとなる「武漢長江トンネル」が掘削段階に入った。「長江一号」と命名されたトンネル掘削機を用いて,江南の武昌(ぶしょう)地区から江北の漢口(ハンコウ)地区に向かってへトンネルを掘り進めている。武漢長江トンネルは、完成すると全長3630m、片側2車線計4車線の長いトンネルとなり、車は内部で時速50kmまで出せる設計で、7分間で長江を渡ることができるという。総工費は17億元(約255億円)と推定され、今年12月には、「長江二号」という名のトンネル掘削機も導入が決まっている。完成予定は2008年8月。1957年に長江で初めての橋である武漢長江大橋が作られて以来、武漢市では6基の長江大橋を建設してきた。しかし市中心部からアクセスしやすい場所にある武漢長江大橋と長江第二橋では、交通量が設計上の耐久重量を超えており、交通渋滞が続いている。武漢長江トンネルは、この渋滞を緩和するために建設されることになった。

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