<全人代報告>100万人超に有罪判決―中国最高人民法院

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10日、第11回全国人民代表大会第2回会議の第3回全体会議が開かれ、最高人民法院と最高人民検察院の工作報告と審議が行われた。この1年間で結審された刑事裁判は76万件にのぼるという。写真は王勝俊最高人民法院長。

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2009年3月10日、第11回全国人民代表大会(日本の国会に相当)第2回会議の第3回全体会議が北京の人民大会堂で開かれ、最高人民法院(=最高裁判所)工作報告と最高人民検察院(=最高検察庁)工作報告の聞き取りと審議が行われた。

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王勝俊(ワン・ションジュン)最高人民法院長は「国家の安全を脅かす犯罪、社会治安を揺るがす暴力犯罪、組織犯罪、麻薬犯罪や多発する経済犯罪を法律に従い厳しく処することにより、さらに安全な社会を目指した」と報告。

さらに「3・14事件(昨年3月14日にチベット自治区ラサ市で発生した暴動)の暴力犯罪は法に従い結審され、分裂勢力や暴力犯罪分子の撲滅に力を注いだ。暴力団やマフィアの取締りを強化し、賭博や麻薬犯罪を摘発することで社会環境の浄化に努めた」と発言した。

また、報告によると全国の各級法院で結審された刑事裁判は76万8130件。100万7304人に有罪判決が下された。そのうち死刑および5年以上の有期懲役を科せられたのは15万9200人にのぼる。贈収賄や横領などの経済犯罪は取り締まりキャンペーンが功を奏し、前年同比11.6%増の5万5959件が結審している。(翻訳・編集/本郷)



   

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