2009年3月10日、中国外交部の馬朝旭（マー・チャオシュー）報道官は、定例記者会見での記者からの質問に答え「米調査船妨害問題」にコメント、米国側の主張に反論した。環球時報が伝えた。

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9日、米国防総省は、調査船インペッカブルが中国海南島から南に約120キロ離れた公海上で中国艦船5隻に包囲されるなど妨害を受けたことを発表した。衝突しそうな距離にまで接近されたため、放水して対抗したという。米国は調査船の行動は正当なものであると主張、中国側に国際法を順守するよう求めた。

これに対し、馬報道官は米調査船が中国の許可を得ずして排他的経済水域に侵入したとして、国際法及び中国の法律に違反しているのは米国側であると批判した。調査船インペッカブルは潜水艦固有のスクリュー音（音紋）を収集する調査船、そのデータは米軍艦艇の中国潜水艦識別に用いられる。（翻訳・編集/KT）