2009年3月9日、中国でも「磁娃娃」（磁器のお人形）のニックネームで親しまれ人気の高い卓球の福原愛選手が、「江蘇中超電纜チーム所属で中国リーグに復帰するかもしれない」と報じられた。現代快報の報道

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福原選手はすでに中国スーパーリーグでは“顔”となっている。05年には遼寧省チームに所属し、世界ランク1位の王楠（ワン・ナン）選手とも肩を並べて戦った。翌年も広東省チーム所属でリーグに参戦。北京五輪でも注目を集め、中国人の観客からも大きな声援が送られた。福原選手自身も、世界一の水準を誇る中国リーグへの復帰を強く希望しているという。

昨年は五輪開催の関係から、中国リーグが開幕したのは10月になってからだったが、江蘇中超電纜チームは戦力不足により、すでにリーグ上位からの転落が懸念されており、短期間にチームの戦力を増強する必要性に迫られている。そこで、福原選手の実力と人気を見こんでチーム戦力の強化に期待しているという。

しかし一方で、福原選手の学業という大きな問題も残されている。早稲田大学に在学中の福原選手は、学業との両立にこだわる姿勢を見せているが、両立は難しいとの見方もあるという。（翻訳・編集/岡田）