<中華経済>中国の物価情勢、典型的なデフレとは大きな開き―人民銀副総裁

Record China    2009年3月10日(火) 7時50分

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8日、中国人民銀行(中央銀行)の易網副総裁は国内の物価情勢について、「典型的なデフレとは大きな開きがある」と述べた。写真は北京のスーパー。

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2009年3月9日、9日付中国証券報によると、中国人民銀行(中央銀行)の易網副総裁は8日、国内の物価情勢について、「典型的なデフレとは大きな開きがある」と述べた。

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副総裁によれば、典型的なデフレには、物価の継続的な下落、融資と通貨供給量の下落といった2つの特徴と、それに伴う景気後退が表れる。中国では今後も物価の下落が予想されるものの、融資と通貨供給量は比較的速い伸びを示しており、また今年は8%の経済成長を維持できると考えれば、典型的なデフレとは大きくかけ離れている。

副総裁は、「人民銀は物価のより一層の下落を回避すべく、デフレ対策を強化している」とした上で、「デフレに対応するための十分な通貨政策がある」と述べた。

また金利政策についても、「利下げ余地はあるものの、引き下げ幅は大きくない。ゼロ金利政策は我が国とって最良の選択肢ではない」との見方を改めて強調した。(翻訳・編集/KS)

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