2009年3月7日、中国情報・工業化部が発表した統計によると、全国の通信業界の1月の売上高は629億4000万元(約9046億3036万円)となり、前年同期比5．7％の増加となった。国内大手ポータル・網易(NETEASE)科学技術版の報道。

【その他の写真】

世界的金融危機下に達成された業績向上の原因は、もちろん伸び続ける携帯電話の契約者数によるところが大きいだろう。統計では今年1月、新たに848万5000件の新規契約が成立し、全国の携帯電話加入者数は6億4900万人に達した(注：外務省HPによると09年1月現在、中国の人口は約13億人)。うち、携帯電話経由でのインターネット利用者は全体の42．5％にあたる2億7600万人。これに対して、固定電話の契約件数は101万6000件減の3億3900万件。

また、インターネット利用については、従来のダイヤルアップ接続利用者が253万3000人減で1184万人に、ブロードバンド接続利用者が120万6000人増の8463万人となった。(翻訳・編集/愛玉)